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健康経営優良法人2020発表!取得のコツは?

note
先日、経済産業省より今年度の「健康経営優良法人2020」認定法人が発表されました。
当社プライマリー・アシストでも無事、4年連続で中小規模法人部門の認定を受けることができました。


健康経営優良法人とは?


健康経営優良法人とは従業員の健康管理を企業として「戦略的」に実践する健康経営への取り組みが特に優良であると認められる大企業や中小企業等の法人を認定する制度です。認定取得により、企業PR、採用効果、金利優遇など具体的な恩恵を受けられます。

健康経営優良法人としては以下の3つの部門に分かれます。

健康経営銘柄…東京証券取引所の上場会社の中から認定
大規模法人部門…業種及び従業員数に応じて区分された「大規模法人」に認定
(「大規模法人部門」の上位500法人のみを「ホワイト500」として認定)
中小規模法人部門…業種及び従業員数、資本金の額等に応じて区分された「中小規模法人」に認定

今年度も認定法人数が増加。企業にとって必須の時代に


今年度の認定法人数は以下のとおりとなりました。

≪健康経営優良法人2020認定社数≫

健康経営銘柄
40社(←前年37社)
健康経営優良法人 大規模法人部門
1,481社(←前年821社)
健康経営優良法人 中小規模法人部門
4,723社(←前年2,503社)

認定法人数は年々増加してきており、企業として
「健康経営」への取り組みを「見える化」し、働き手の減少時代の中、より多く良い「人財」を確保するためには「健康経営優良法人認定」は必須の時代となりました。

認定を取るためのコツは?


プライマリ-・アシストでは本認定制度の中小企業部門がスタートした2017年度から
4年連続で認定を受けております。
(※今回、東京都の認定社数351社のうち4年連続取得は当社を含め11社のみ)

ここで少しだけ当社の認定を取るために取り組んできた方法、コツを2つお伝えします!

①早期から前年度の認定項目に目を通す。

毎年度、認定項目や認定のために提出する書類は変わりますが大枠の項目は翌年度も引き続き同じ項目であることが多いです。

来年度の認定を目指すのであれば、できるだけ早いうちに今年度の項目について目を通しておきましょう。
項目の中で、「この項目(課題)はまだ取り組みが足りない」という箇所が出てきたら、その項目をクリアするために年間を通してどのような取り組みが必要になるか具体的に計画することが大事です。

②経済産業省主催の説明会に参加する。

例年、毎年9月頃に経済産業省主催で説明会が開催されます。
説明会では認定項目についてのポイントや申請書の様式等、詳しく知ることができますので、機会があればぜひ参加しましょう。
また、説明会に参加できなくても、経済産業省サイト上で情報が公開されますので要確認です。

また、認定を取得した企業の方の取り組み事例のご紹介もある場合があります。認定をゴールにするのではなく、どのようにすれば認定を活かし社内の「健康経営」を実現できるかヒントを伺うことができます。

プライマリ-・アシストでは『健康経営』、『産業保健分野』に特化したサービスを展開する企業として、自ら健康経営の取り組みを実践し、企業様の健康経営の取り組みをお手伝いいたします。
「健康経営優良法人」認定の取得についてご不明点がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。





(参考資料)
経済産業省 健康経営優良法人認定制度
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html

健康経営優良法人2020認定法人は以下です。

健康経営銘柄(40社)
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200302002/20200302002.html

大規模法人一覧(1,481社)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/kenkokeieiyuryohojin2020_daikibo_list_20200302.pdf

中小規模法人一覧(4,723社)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/downloadfiles/kenkokeieiyuryohojin2020_chushokibo_list_20200302.pdf